<目次>
・エッジ装置ファームウェアのバージョン管理
・エッジ装置ファームウェアのサポートバージョン
・エッジ装置ファームウェアのダウングレード方法
コントロールパネル
エッジ装置ファームウェアのバージョン管理
本機能はパートナーさま向けSU権限のみご利用可能です。
NTTPCと直接ご契約されているお客さまのエッジ装置には、常に最新のファームウェアバージョンが適用されております。
本サービスは機能拡張、品質向上を目的とし、継続的にバージョンアップいたします。
バージョンアップの対象は、以下の3つです。
- コントロールパネル
- オーケストレーター
- エッジ装置
コントロールパネルとオーケストレーターは、弊社にて常に最新バージョンへアップデートいたします。
エッジ装置につきましても、弊社にて最新バージョンのファームウェアへアップデートいたしますが、
パートナーさま向けSU権限の場合のみ、ご自身にてエッジ装置のバージョンアップ/バージョンダウンを実施できます。
エッジ装置ファームウェアのサポートバージョン
本サービスは最新バージョンのコントロールパネルおよびオーケストレーターに対し、エッジ装置ファームウェアの最新バージョンと1世代前のバージョンをサポートいたします。
コントロールパネルおよびオーケストレーターのバージョンアップ時には、2世代前のエッジ装置ファームウェアはサポート外になります。
(サポートバージョンの例)
留意事項
- コントロールパネルからファームウェアを指定すると、オンライン状態(承認済み)のエッジ装置へは、ファームウェアのダウンロード、インストール、エッジ装置筐体の再起動が一連の動作として実行されます。
再起動時には、お客さま通信に断が発生します。
エッジ装置がオフラインの場合には、Cプレーンが確立された後、ダウンロードが開始され、再起動します。 - コントロールパネルおよびオーケストレーターのバージョンアップの際に、エッジ装置に2世代前のファームウェアが適用されていた場合、コントロールパネルおよびオーケストレーターのバージョンアップ後、2世代前から1世代前へ、弊社にてアップデートいたします。
上記の通り、再起動時にお客さま通信に断が発生しますので、ご留意ください。 - 拠点追加をお申し込みの場合、エッジ装置には最新のファームウェアが指定されています。
1世代前のファームウェアをご利用される場合には、エッジ装置のアクティベーション(接続承認)前に、エッジ装置バージョン管理から、追加拠点のエッジ装置に対して、1世代前のバージョンを指定してください。 - 廃盤対象となるファームウェアをご利用中の場合、エッジ装置ファームウェアのダウンロードを弊社で行います。このダウンロードは、メンテナンス日より前に事前ダウンロードを行います。なお、ダウンロードは業務通信に影響を及ぼないよう低帯域(400kbps)で数時間かけて行います。それ以外の通信影響はございません。実施時期は別途Web掲載にてご案内致します。
エッジ装置ファームウェアのダウングレード方法
以下の手順により、エッジ装置ファームウェアを変更ください。
現地エッジ装置の筐体に対する作業と、コントロールパネルからの操作のいずれも必要となります。
以下の手順はエッジ装置~オーケストレーター間のCプレーントンネルが確立された状態での操作方法です。
ファームウェアのダウングレード時には、通信断が発生いたします。
①コントロールパネルより、「エッジ装置の選択解除」を実施ください。
この手順により通信断が発生いたします。
「TOPページ > 拠点 > 拠点一覧 > 拠点詳細」の「エッジ装置の選択解除」ボタンを押してください。
②コントロールパネルより、エッジ装置のファームウェアを変更ください。
「右上メニュー > サポート > エッジ装置バージョン管理」
対象の拠点をチェックし、1世代前のファームウェアを選択し、ページ上部の「インストール」ボタンを押してください。
③現地エッジ装置筐体の側面の「F/Dボタン」を長押ししてください。
一時的に、すべてのLEDランプが点灯します。F/Dボタンの位置はこちらを参照ください。
ハードウェアスペック/諸元
これにより、エッジ装置のWANポート/LANポートの設定が初期化され、1つ前のファームウェアバージョンで起動します。
④コントロールパネルより、再度ZTPの手順(エッジ装置の選択→接続承認)を実施ください。
「エッジ装置の選択」からエッジ装置のシリアルを選択すると、「接続承認」ボタンが表示されますので、クリックしてください。
エッジ装置がオーケストレーターとCプレーンを確立したのち、②で設定した1世代前のファームウェアバージョンのダウンロードが開始されます。
ZTPの手順の詳細はこちらを参照ください。
コントロールパネル-オーバーレイタイプ-ZTP-ゼロ-タッチ-プロビジョニング
留意事項
- お客様ご自身による、ファームウェアのダウングレードは、スモールエッジ装置のみ実施可能です。ミドルエッジ装置では、③のファクトリーデフォルト機能がないため、ファームウェアのダウングレードをそのまま行うことはできません。
- ミドルエッジ装置にて、ダウングレードを実施する場合、コントロールパネルから「故障交換」をお申込み頂き、代替機器との機器交換が必要となります。
代替機器が現地に到着したら、回線に接続する前に、上記①~②を実施してください。
回線に接続した後、④を実施してください。②で指定したソフトウェアバージョンでZTPを行うことで、指定したファームウェアバージョンのダウンロードが開始されます。
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