新機能のリリースについて
2020年10月22日のサービスメンテナンス後に以下の新機能が利用可能です。
新機能
1.APIのHTTPリクエストのサポート拡大(HTTP1.1 ⇒ HTTP1.1およびHTTP2.0)
HTTP1.1のみサポートから、HTTP1.1およびHTTP2.0の双方でサポートされます。
この変更により、お客様のご利用環境において事前の設定変更が必要な場合がございます。
<HTTP1.1を明示的に指定しているお客様>
以下のように明示的にHTTP1.1形式を指定している場合、本メンテナンス後もHTTP1.1形式はサポート対象となります。
この場合、特に事前のご対応不要です。
明示的にhttp1.1を指定しているAPI token取得例
USERNAME="コントロールパネルのログインID"
PASSWORD="コントロールパネルのログインパスワード"
CSRF=`curl -k -c cookie.txt -L -D - 'https://api.onewan.cloud/v1.0/' | awk '$0~/name="_csrf"/{print $4}' | awk -F '"' '{print $2}'`
REDIRECT_URL=`curl -c cookie2.txt -b cookie.txt -D - -X POST --http1.1 -d "_csrf=${CSRF}" -d "username=${USERNAME}" -d "password=${PASSWORD}" 'https://portal.onewan.cloud/auth/login' | awk '$1~/^Location/{print $2}'`
ACCESS_TOKEN=`curl -b cookie2.txt -L -X GET "${REDIRECT_URL%$'\r'}" | jq -r ".access_token"`
<HTTP1.1を明示的に指定していないお客様>
以下のようにHTTP1.1形式を指定せず、大文字でLocationとなっている場合、本メンテナンス工事後にresponseが変更になり、APIでの情報取得ができない可能性がございます。その場合、以下の変更例に基づき、事前にお客様環境にて設定変更をお願いします。
設定変更が必要となる現行の設定例(HTTP1.1形式を指定せず、大文字でLocationとなっている場合)
USERNAME="コントロールパネルのログインID"
PASSWORD="コントロールパネルのログインパスワード"
CSRF=`curl -k -c cookie.txt -L -D - 'https://api.onewan.cloud/v1.0/' | awk '$0~/name="_csrf"/{print $4}' | awk -F '"' '{print $2}'`
REDIRECT_URL=`curl -c cookie2.txt -b cookie.txt -D - -X POST -d "_csrf=${CSRF}" -d "username=${USERNAME}" -d "password=${PASSWORD}" 'https://portal.onewan.cloud/auth/login' | awk '$1~/^Location/{print $2}'`
ACCESS_TOKEN=`curl -b cookie2.txt -L -X GET "${REDIRECT_URL%$'\r'}" | jq -r ".access_token"`
Curlコマンドにおける、本メンテナンスにあたってのAPI token取得方法の変更例
変更例1. Location の Lを大文字小文字両対応にする(赤字が修正箇所)
USERNAME="コントロールパネルのログインID"
PASSWORD="コントロールパネルのログインパスワード"
CSRF=`curl -k -c cookie.txt -L -D - 'https://api.onewan.cloud/v1.0/' | awk '$0~/name="_csrf"/{print $4}' | awk -F '"' '{print $2}'`
REDIRECT_URL=`curl -c cookie2.txt -b cookie.txt -D - -X POST -d "_csrf=${CSRF}" -d "username=${USERNAME}" -d "password=${PASSWORD}" 'https://portal.onewan.cloud/auth/login' | awk '$1~/^(L|l)ocation/{print $2}'`
ACCESS_TOKEN=`curl -b cookie2.txt -L -X GET "${REDIRECT_URL%$'\r'}" | jq -r ".access_token"`
変更例2. 明示的にhttp1.1形式を指定する(赤字が修正箇所)
USERNAME="コントロールパネルのログインID"
PASSWORD="コントロールパネルのログインパスワード"
CSRF=`curl -k -c cookie.txt -L -D - 'https://api.onewan.cloud/v1.0/' | awk '$0~/name="_csrf"/{print $4}' | awk -F '"' '{print $2}'`
REDIRECT_URL=`curl -c cookie2.txt -b cookie.txt -D - -X POST --http1.1 -d "_csrf=${CSRF}" -d "username=${USERNAME}" -d "password=${PASSWORD}" 'https://portal.onewan.cloud/auth/login' | awk '$1~/^Location/{print $2}'`
ACCESS_TOKEN=`curl -b cookie2.txt -L -X GET "${REDIRECT_URL%$'\r'}" | jq -r ".access_token"`
詳細は以下のページを参照ください。
*2.セキュアパッケージ ファイバーラインオプション(マンションタイプ追加)
セキュアパッケージでお申込可能なファイバーラインオプションにおいて、ファミリータイプのみのサポートとなっておりましたが、本メンテナンス後からマンションタイプの回線品目が追加されます。
新規拠点申込時のファイバーラインオプションの回線種別選択画面例
詳細は以下のページを参照ください。
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3.セルフチェックの機能追加と表示改善
拠点詳細画面のセルフチェック機能に以下の機能を追加、および表示レイアウトの改善を行いました。
- ARP情報:WAN/LAN側のARP情報を確認することが出来ます。
- DHCP払い出し情報:DHCPサーバ機能を有効にした場合、LAN側のDHCPリース状況を確認することが出来ます。
- IFリンク情報:LANポート接続中(Auto ネゴシエーション)のリンクスピード、および通信モード(全/半二重)を確認することが出来ます。
メンテナンス前の画面例(拠点詳細画面の上段)
メンテナンス後の画面例(拠点詳細画面の下段)
セルフチェック機能の「ネットワーク調査ボックス」と再起動やMTU設定などを実行する「マッピングとコマンドナビ」として表示レイアウトの改善を行いました。
APR情報の表示画面例
DHCP払い出し情報の表示画面例
IFリンク情報の表示画面例
詳細は以下のページを参照ください。
4.トラフィックグラフの表示範囲変更の機能追加
拠点詳細画面のトラフィックグラフは、1時間前と1日前の情報しか表示されませんでした。
本メンテナンス後には、最大2週間前のトラフィックグラフ情報を選択、表示することが出来るようになります。
トラフィックグラフ表示画面例
トラフィックグラフ 日時選択画面例
詳細は以下のページを参照ください。
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5.カスタムトラフィックのIPアドレスのみの設定適用の機能追加
カスタムトラフィックは、ハイブリッドWANやブレイクアウトで制御したい通信条件を指定する際に利用します。いままではIPアドレスやサブネットとポート番号を同時に指定しなけければならない仕様でした。
本メンテナンス後は、IPアドレスやサブネットのみで指定することができるようになります。この結果、ハイブリッドWANやブレイクアウトにおいて宛先のIPアドレスやサブネットだけで通信条件を指定することが出来るようになります。
カスタムトラフィック設定画面
宛先IPアドレス(全てのプロトコル)だけで指定することが出来ます。
詳細は以下のページを参照ください。
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