カスタムトラフィックを使用したインターネットブレイクアウトを行うためには、
通信がそのカスタムトラフィックの設定条件に一致している必要があります。
通信を提供しているWebサイトなどでは、安定したサービスを提供するために、
複数のIPアドレス、ポート番号でサービスを提供している場合や、
利用者の地域によって接続させるIPアドレスを変えている場合があります。
(例:CDNを利用しているサービス)
また、Webサイトなどの提供側のポリシーにより、IPアドレスが変わることもあります。
そのため、実際の通信をパケットキャプチャなどを利用して、ブレイクアウト対象としたい通信条件(送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、プロトコル(TCP,UDP,ICMP)、送信元ポート番号、宛先ポート番号等)を定期的に把握してください。通信条件が変更になっている場合、その条件に基づいてカスタムトラフィックの設定を指定/修正することで、インターネットブレイクアウトの成功率を上げることができます。
カスタムトラフィックの設定については以下のマニュアルをご参照ください。
コントロールパネル(オーバーレイタイプ):トラフィッククラス、カスタムトラフィック
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