WANポートのIPアドレス固定設定
ここでは、WANポートのIPアドレスを固定で設定する手順について説明します。
この設定は、WAN-1、WAN-2どちらのWANポートでも利用可能です。
ただし、WAN-1でIPアドレスを固定にする場合、「初回接続時」および「故障交換時」にはZTPが実行できる環境※が必要になります。
※ZTPを実行するためにはエッジ装置のWAN-1に一時的にDHCPもしくはPPPoEが利用可能なIPv4インターネットの回線を接続いただく必要がございます。
その回線にて「エッジ装置の選択」、「接続承認」の作業が完了し「承認済み」状態になったあとに「切断」となります。「切断」状態のなった後に、固定アドレスをお使いになる回線に接続し直してください。
次の構成を作成します。
- WAN-1にフレッツ回線のONUをつなげ、PPPoE接続
- WAN-2に帯域保証型のインターネット回線をつなげ、IPアドレスを固定設定
手順1.拠点の選択
手順2.WAN-I/Fの設定画面の選択
手順3.PPPoEの認証画面での設定
手順1.拠点の選択
拠点一覧からテナントを選択し、対象の拠点を選択します。
手順2.「WANポートの更新」の選択
拠点の詳細画面から「WANポート更新」画面を開きます。
[wan-1]にはPPPoE接続を設定してください。
WAN設定:PPPoEを使用したWAN-IPアドレス取得の設定
[wan-2]にIPアドレスを固定して設定します。
手順3.「WANポートの更新」での設定
「WANポート更新」ポップアップ画面が開きますので、接続方式から[IP固定]を選択し、WAN-2に接続する帯域保証型のインターネット回線に適した設定を入力し更新ボタンをクリックします。
これでWANポートのIPアドレスの固定設定は完了です。
項目 | 設定例 |
リンクタイプ | Ethernet |
帯域(QoS用) | 1 |
帯域単位(QoS用) | Gb |
接続方式 | IP固定 |
Speed | auto |
Duplex | auto |
Auto Negotiation | on |
IPv4アドレス | aaa.aaa.aaa.aaa/xx |
デフォルトゲートウェイ | bbb.bbb.bbb.bbb |
DNSサーバー | ccc.ccc.ccc.ccc, ddd.ddd.ddd.ddd |
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