ネットワークトポロジ
構築するVPNのトポロジは「フルメッシュトポロジ」のみとなります。
「フルメッシュトポロジ」はすべての拠点同士でトンネルを構築するトポロジです。
通信が1拠点に集中する可能性が低く信頼性の高いトポロジとなります。
拠点数の上限は次のとおりです。
上限単位 | 最大収容拠点数 |
1テナントあたり | 100拠点 |
セキュアパッケージタイプでは、東日本エリア、西日本エリアそれぞれのIPoE網からNTTPC閉域ネットワークへ接続されています。
IPoE網とNTTPC閉域ネットワークの接続点には、コアエッジ装置が配備されており、東日本、西日本のそれぞれのエリアにおいて冗長化されております。
- Main機の故障時には、Backup機経由へ通信が迂回します。迂回時には2分程度の通信断が発生する場合がございます。
- Main機の故障が回復した際には、Main機経由へ通信が切り戻ります。切り戻り時には10秒程度の通信断が発生する場合がございます。
「ネットワーク」リソースも「東日本ネットワーク」「西日本ネットワーク」に分かれていますので、東日本、西日本のそれぞれのエリア内でエッジ装置間でフルメッシュのDプレーントンネルが確立されます。
東日本、西日本のエリアをまたぐ通信は、NTTPC閉域ネットワークを経由して通信します。
Master'sONE接続
セキュアパッケージタイプはMaster'sONEとの接続が必ず必要です。
留意事項
- IPoEに接続する際にエッジ装置に付与されるIPv6アドレスは半固定であるため、ご利用中に変更となる場合がまれあります。
この際、エッジ装置間のDプレーントンネルを再度確立するため、お客さまにてエッジ装置の再起動をお願いいたします。 - 東日本ネットワーク内、西日本ネットワーク内のそれぞれにおいては同じネットワークセグメント(例:192.168.1.0/24 など)を重複して設定することができません。
コントロールパネルからの入力自体は可能なものの、通信不具合が発生する可能性がありますので、設定の際には重複しないようご注意ください。 -
帯域保証は行いません。なお、アクセス回線の提供事業者の基準により通信制限が発生することがあります。
他のお客様通信に影響を及ぼすような高トラフィックが発生した場合、契約者に事前に通知の上、コアエッジ装置に200Mbpsの帯域制限を実施、または該当回線において帯域制限(最大通信速度1Mbps)を実施する場合がございます。
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