本手順はクラウドコネクタは設定できません。
DHCPリレーの設定
ここでは、LANポートにDHCPリレーを設定する手順について説明します。
以下の値を例に設定を進めます。
(大阪支店・東海支店にてDHCPリレーを有効化します)
拠点 | 項目 | 設定例 |
東京本店 |
DHCPサーバ1のIPアドレス |
192.168.100.10 |
DHCPサーバ2のIPアドレス | 192.168.100.20 | |
大阪支店 |
クライアントPCに割り当てるIPアドレス帯 |
192.168.101.0/24 |
エッジ装置のLANインターフェースアドレス | 192.168.101.254 | |
DHCPリレー | 有効化 | |
DHCPサーバリレーグループ | 「DHCPサーバグループ」 | |
東海支店 |
クライアントPCに割り当てるIPアドレス帯 |
192.168.102.0/24 |
エッジ装置のLANインターフェースアドレス | 192.168.102.254 | |
DHCPリレー | 有効化 | |
DHCPサーバリレーグループ | 「DHCPサーバグループ」 |
LANポートの基本設定は以下のチュートリアルを参照してください。
ステップ1. ネットワークの設定
DHCPリレーの設定を行うには、最初にネットワーク内にリレー先のDHCPサーバーを設定します。
手順1.ネットワークの選択
「オーバーレイタイプ」をご利用のお客様は「ネットワーク一覧」から、作成した「ネットワーク」の名前部分をクリックしてください。
「セキュアパッケージ」をご利用のお客様は「ネットワーク一覧」から、「東日本ネットワーク」、「西日本ネットワーク」の何れか設定したいネットワークをご選択ください。
手順2. ネットワークの設定
「ネットワークの詳細」画面から、「DHCP リレーサーバーグループ追加」をクリックします。
「DHCP リレーサーバーグループ追加」ポップアップ画面から、以下を選択、入力し「作成」ボタンをクリックします。
以上でネットワークの設定は完了です。
項目 | 設定例 |
DHCPサーバリレーグループの名前 | 「DHCPサーバグループ」を入力 |
メモ | 「データセンター DHCPサーバ Pri/Sec」 を入力 |
IPバージョン | 「IPv4」を選択 |
DHCPサーバーIPアドレス | 192.168.100.10、192.168.100.20 ※東京本店のDHCPサーバを指定 |
ステップ2. LANポートの設定
次に拠点のLANポートの設定に進みます。
手順1.拠点の選択
拠点一覧からテナントを選択し、対象の拠点を選択します。
DHCPリレーの設定は「大阪支店」および「東海支店」にてそれぞれ実施します。
手順2.LANポートの設定画面の選択
拠点の詳細画面から、「Port作成」画面を開きます。
LANポートは複数ありそれぞれに設定が行えますが、ここでは1回線利用として[lan-1]を選択します。
lan-1に表示されている「Port追加」ボタンをクリックします。
手順3.LANポートのDHCPリレー設定
「Port作成」のポップアップ画面から、設定したネットワークを選択し、「DHCPサーバ」タブから以下を選択、入力し「作成」ボタンをクリックします。
以上でDHCPリレーの設定は完了です。
項目 | 設定例 |
ネットワーク選択 | 設定したネットワークを選択 |
インターネットブレイクアウトポリシー | 「Not Selected」を選択 |
LAN側ネットワークアドレス/サブネットマスク | 大阪支店の場合:192.168.101.0/24 東海支店の場合:192.168.102.0/24 |
LANネットワークのサブネットマスク値 | 24 ※'/'を含まないサブネットマスク |
LANインターフェースのプライマリIPアドレス | 大阪支店の場合:192.168.101.254 東海支店の場合:192.168.101.254 |
項目 | 設定例 |
DHCP Relay | 「DHCPサーバグループ」を選択 ※大阪支店も東海支店も同じグループを指定 |
DHCPサーバーの有効化 | チェックを外す |
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