エッジ装置の接続承認が完了し、接続可能な状態であるにも関わらず、拠点間のトンネルが確立できない原因として以下が考えられます。
・(オーバーレイタイプのみ)NAT方式がSymmetricNATを利用している
・トンネル確立のために必要なプロトコルの通信が遮断されている
・(オーバーレイタイプのみ)MSS調整機能(MSSクランプ)が有効ではない
・利用できない機器が接続されていないか
NAT方式としてSymmetricNATを利用している
エッジ装置の上位に設置される通信機器(ルータやファイヤーウォールなど)、もしくはインターネットサービスプロバイダ(ISP)の設定により、SymmetricNATを利用していないかご確認ください。
オーバーレイタイプの動作環境については以下のマニュアルをご参照ください。
Dプレーントンネルが確立できない組み合わせでご利用している場合は、別のNAT方式をご利用いただきますようお願いします。
トンネル確立のために必要なプロトコルの通信が遮断されている
エッジ装置の上位に設置される通信機器に対して、エッジ装置がトンネルを確立するために必要なプロトコルの通信を許可する必要があります。
通信機器もしくは回線のプロバイダにて通信に必要なプロトコルを遮断されていないかご確認ください。
プロトコルとポート番号については以下のマニュアルをご確認ください。
オーケストレーターおよび他拠点のエッジ装置との接続に必要な通信先ポート番号一覧
MSS調整機能(MSSクランプ)が有効ではない
エッジ装置の上位に設置される通信機器(ルータやファイヤーウォールなど)、もしくはインターネットサービスプロバイダ(ISP)の設定でMSSクランプが有効であることを確認してください。
利用できない機器が接続されていないか
利用できない機器については以下のマニュアルをご参照ください。
WAN接続方式:DHCPの時に、利用できない上位機器(ルーター)はありますか?
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