拠点開通時に接続承認ボタンを押すと、最新ファームウェア(最新ファームで約900MB)のダウンロードが開始されます。
回線速度により異なりますが、フレッツ光回線の場合、ダウンロードに10分~15分程度要します。
(フレッツADSL等の低速回線の場合には1時間以上を要する場合もございます)
時間をおいてもステータスが承認済みにならない場合は以下の切り分けを実施してください。
切り分けの手順は以下の通りです。
- WAN設定の確認
- (オーバーレイタイプのみ)NAT方式がSymmetricNATを利用していないか確認
- トンネル確立のために必要なプロトコルの通信が遮断されていないか確認
- エッジ装置の再起動
- エッジ装置の初期化
- エッジ装置の交換
1.WAN設定の確認
ご利用の拠点の接続方式をご確認ください。
- DHCP
- PPPoE
- IP固定
WAN接続方式の説明はこちらをご確認ください。
それぞれの接続方式の設定方法は以下のURLからご確認ください。
WAN接続方式がDHCPをご利用の場合、DHCPサーバでDNSサーバのアドレスも正しく払い出されているか確認を合わせてご確認ください。
留意事項
PPPoE接続の場合、ご入力されているアカウント情報が正しいかご確認ください。
IP固定接続の場合、ご入力されているIPアドレス情報が正しいかご確認ください。
2.(オーバーレイタイプのみ)NAT方式がSymmetricNATを利用していないか確認
エッジ装置の上位に設置される通信機器(ルータやファイヤーウォールなど)、もしくはインターネットサービスプロバイダ(ISP)の設定により、SymmetricNATを利用していないかご確認ください。
オーバーレイタイプの動作環境については以下のマニュアルをご参照ください。
Dプレーントンネルが確立できない組み合わせでご利用している場合は、別のNAT方式をご利用いただきますようお願いします。
3.トンネル確立のために必要なプロトコルの通信が遮断されている
エッジ装置の上位に設置される通信機器に対して、エッジ装置がトンネルを確立するために必要なプロトコルの通信を許可する必要があります。
通信機器もしくは回線のプロバイダにて通信に必要なプロトコルを遮断されていないかご確認ください。
プロトコルとポート番号については以下のマニュアルをご確認ください。
オーケストレーターおよび他拠点のエッジ装置との接続に必要な通信先ポート番号一覧
4. エッジ装置の再起動
エッジ装置の前面にある電源ボタンにて電源のOFF/ONを実施してください。
詳細はこちらをご参照ください。
5.エッジ装置の初期化
WAN接続方式の選択および入力内容に誤りがない場合は、エッジ装置の初期化を実施してください。
初期化の方法はこちらをご参照ください。
6.エッジ装置交換
コントロールパネルからエッジ装置の交換をお申込みください。
オーバーレイタイプ:故障交換の流れ
セキュアパッケージタイプ:故障交換の流れ
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