コントロールパネルで操作できることの一覧はこちらから
本ページで確認できることは以下となります。
- エッジ装置の状態確認
- 状態確認として閲覧できるパラメータ
- トラフィックグラフ
- トンネル接続状態
- エッジ装置のリモート再起動
- MTU手動設定
-
ネットワーク調査機能
- Ping
- Trace route
- ARP情報
- DHCP払い出し情報
- IFリンク情報
拠点情報
動作条件
コントロールパネルのブラウザ動作環境について、Google Chrome をご利用ください。
IE、Firefoxなど他のブラウザ環境では動作しません。
またGoogle Chromeをご利用の場合でもブラウザの設定によっては表示が乱れる場合があります。
対応ブラウザは「提供機能(オーバーレイタイプ):コントロールパネル」を参照ください。
ログイン
パスワードを連続6回、誤って入力した場合には、アカウントがロックされます。
解除には、ログイン画面下部の「パスワードを忘れた場合」をクリックしてください。
アカウントを入力すると、設定されたメールアドレス宛にパスワード再設定のメールが届きます。
パスワードの再設定が完了すると、ロックが解除されます。
エッジ装置の状態確認手順
エッジ装置の状態の確認手順は下記のとおりです。
TOP画面 > 拠点 > 拠点一覧(概要拠点名をクリック) > 拠点詳細
顧客/テナント選択
項目 | 内容 |
顧客名 |
NTTPCと直接ご契約されているお客さま: お客さまの会社名が表示されます。 パートナーさま: 顧客登録時に入力した任意の文字列が表示されます。 |
顧客ID | 顧客に紐づく、弊社が払い出したIDが表示されます。 |
テナント名 |
テナント登録時に入力した任意の文字列が表示されます。 |
テナントID |
テナントに紐づく、弊社が払い出したIDが表示されます。 |
「テナント選択」ボタン |
表示する顧客/テナントを変更する際に利用します。 コントロールパネルへログイン後、拠点一覧などのページにアクセスする際に |
<テナント選択 ポップアップ画面>
拠点一覧
項目 | 内容 | |
拠点名 |
拠点登録時に入力した任意の文字列が表示されます。 |
|
拠点ID | 拠点に紐づく、弊社が払い出したIDが表示されます。 | |
LAN側NWセグメント一覧 |
拠点のLANポートに設定されたLAN側ネットワークアドレス、およびStaticルートが表示されます。 OSPF機能により受け取った経路は表示されません。 |
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ステータス |
機器の登録状態およびオーケストレーターとの接続状態をアイコンの色で表示 |
|
「+」ボタン |
折りたたまれた情報が展開されます。 |
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ステータス / 同期状態 |
エッジ装置の状態が確認できます。 |
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接続方式(wan-1、wan-2) | WAN I/Fの接続方式が表示されます。 | |
WAN-IP | WAN-I/Fの持っているIPアドレスが表示されます。 |
<拠点詳細画面>
状態確認として閲覧できるパラメータ
エッジ装置の状態として下記のパラメータを確認することができます。
画面上の表記 | 内容 | ||||||||||||||||||||||
拠点情報 | プラン |
拠点のサービスプラン |
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拠点構成 |
エッジ装置の物理構成 |
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エッジ機種モデル |
スモールエッジ装置 / ミドルエッジ装置 |
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追加情報 |
( クラウドコネクタの場合 ) クラウドコネクタトークン |
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エッジ装置情報 |
シリアルとMACアドレス、および |
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端末情報 | トラフィック量 |
WAN-I/Fを通過するトラフィック量をByte表記 |
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ステータス |
ステータス |
機器の登録状態およびオーケストレーターとの接続状態
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同期状態 |
設定変更の反映状態 |
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WAN-IP |
WAN-I/Fの持っているIPアドレス |
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追加情報 |
ファームバージョンやハードウェア |
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CPU/RAM使用率 |
エッジ装置のCPUやメモリの使用率 |
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接続中のトンネル数 |
対向拠点とのDプレーントンネルの接続数 |
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起動時間 |
起動・オーケストレーター接続からの経過時間 |
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マッピングされている ポリシー |
拠点に設定されたハイブリッドWAN、QoSポリシー名 |
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WANポート | 各ポートの状態 |
リンク状態:DOWN または UP |
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LANポート | 各ポートの状態 (シングル) |
リンク状態:DOWN または UP |
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各ポートの状態 (ホットスタンバイ) |
メイン機、バックアップ機それぞれのLAN-I / Fを表示 |
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トラフィック | WAN-1 |
wan-1を通過した通信トラフィックを表示 |
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WAN-2 |
wan-2を通過した通信トラフィックを表示 |
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WAN-3 |
wan-3を通過した通信トラフィックを表示 |
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トンネルの状態 |
対向拠点とのDプレーントンネルの状態 |
※「LAN / WANのリンクアップ」および「トンネルの状態」については、オーケストレーターに接続されていた際の最新状態が表示されます。エッジ装置~オーケストレーター間のCプレーンが途絶えた場合にも、リンクアップ状態がDOWNに自動変更されることや、トンネルの状態が更新されることはありません。
※「トラフィック量」や「CPU / RAM 使用率」などは、1分間の平均値が描画・表示されます。
※クラウドコネクタプランではWAN-2およびLAN-2~4はご利用になれません。
トラフィックグラフ 状態確認として閲覧できるパラメータ
エッジ装置を通過するトラフィックをグラフで閲覧することができます。
DPIエンジンにより、通信トラフィックをプロトコルやパケットシグネチャなど判定を行い、アプリケーション毎にグラフ化されます。
接続環境の変化やアプリケーションの仕様変更などにより一時的にアプリケーション識別が出来なくなる場合があります。
グラフの表示単位と利用できる機能は以下の通りです。
項目 | 内容 | 自動更新 ON/OFF |
リロード ボタン |
横軸の単位 |
過去1時間 | 現在日時から1時間前までの通信量をグラフ化します | 〇 | 〇 | 1分平均 |
過去1日 | 現在日時から1日までの通信量をグラフ化します | × | × | 15分平均 |
1時間 | 過去14日前までの任意の日時の通信量を1時間単位でグラフ化します | × | × | 1分平均 |
1日 | 過去14日前までの任意の日時の通信量を1日単位でグラフ化します | × | × | 15分平均 |
グラフィック設定モーダルの起動方法とトラフィック設定方法
赤枠の日付部分を押下し、トラフィック設定モーダルを表示させます。上記のパラメータを設定後、「適用」を押下します。
項目 | 内容 |
時間の粒度 | 「過去1時間」「過去1日」「1時間」「1日」を選択可能 |
開始時間 |
「1時間」「1日」は、カレンダーアイコンボタンからに14日前までの任意の日付を選択可能。 |
トラフィックグラフの表示
グラフに表示されるアプリケーションの表示は以下となります。
[通信経路-] [アプリケーション]
※制御用の通信 ( Cプレーン ) に限り「制御用通信」と表示されます。
項目 | 内容 |
通信経路- |
エッジ装置間のDプレーントンネルを経由する通信の場合、この項目は表示されません。 |
アプリケーション |
識別されたアプリケーション名が表示されます。 お客さまが作成された「カスタムトラフィック」の内、「トラフィッククラス」に設定されている場合のみ、グラフに表示されます。 |
≪表示例≫
表示例 | 内容 |
under - HTTP | インターネットブレイクアウトしたHTTPのトラフィック |
SSL | 他の拠点宛てのSSLのトラフィック |
UserAppBBB | 他の拠点宛ての、お客さまが作成されたトラフィッククラス「UserClassAAA」に設定された、 カスタムトラフィック「UserAppBBB」 |
トンネル接続状態の表示内容
対向のエッジ装置とのトンネル状態を表示します。
トンネルごとに、遅延時間、揺らぎ、パケットロスを参照することができます。
留意事項
トンネル状態では、パケットロス、遅延、ゆらぎはリアルタイムの情報を表示しております。
集計を行う際に、周期的に0ms、0%が表示されることがあります。
エッジ装置のリモート再起動
「拠点詳細」の画面下部の「マッピングとコマンドナビ」から「表示中のエッジ装置を再起動」を選択してください。ホットスタンバイの場合、「Primary」「Secondary」を選択した後、実施してください。
留意事項
- お客さまにて作成されたトラフィッククラスに含まれるカスタムトラフィックは、インターネットブレイクアウト、ハイブリッドWAN、QoSに設定されているか否かを問わず、全て表示されます。
不要な表示項目がありましたら、当該のトラフィッククラスを削除してください。 - トラフィッククラスは、テナントごとに共通の設定項目です。
拠点ごと、ネットワークごとなどに特定のトラフィッククラスのみを表示させることはできません。 - Google Chromeにてブラウザ設定の[プライバシーとセキュリティ] で [予測サービスを使用してページをより迅速に読み込む] をオンにしていると、特定のボタンが表示されない現象が確認されています。
MTU手動設定
お客様のアンダーレイ環境に応じて、異なるMTU値でも最適な設定に変更できるよう、お客様が拠点情報画面からエッジ装置がトンネル確立のためのMTU値を変更できる機能を追加しました。
- CloudWANでは、Cプレーン/Dプレーントンネル確立する際のカプセル化により、82bytesのヘッダー情報が付与されます。
ヘッダー情報の詳細はこちらをご参照ください。 - フレッツ回線のみご利用の場合、初期値(1372)から変更の必要はありません。
- トンネルMTUは1100-1372の間で指定が可能です。
- コントロールパネルから変更したMTU値はエッジ装置へ動的に設定反映されます。
変更した際にCプレーン/Dプレーントンネルが一度切断する場合がございます。 - すでに変更済みのMTU値は、新たに変更しない限りその設定が維持されます。
- 変更したMTU値は、WAN1/WAN2/WAN3に適用されます。
- MTU値が1454以下の回線をご利用される場合、ご利用される通信環境のMTU値からカプセル化するヘッダ分(82bytes)を差し引く必要がございます。
(例)- ご利用環境のMTU値:1500 - 82 = 1418 、コントロールパネル設定値は1372
- ご利用環境のMTU値:1400 - 82 = 1318 、コントロールパネル設定値は1318
設定方法
「拠点詳細」の画面下部の「マッピングとコマンドナビ」から「トンネルMTU更新」を選択してください。
ポップアップ画面が表示されたら、お客様任意の値を設定し、「更新」を選択してください。
留意事項
- コントロールパネルから変更したMTU値はエッジ装置へ動的に設定反映されます。
変更した際にCプレーン/Dプレーントンネルが一度切断する場合がございます。
ネットワーク調査機能
お客様の切り分けをサポートするため、エッジ装置からアンダーレイやオーバレイ向けの特定のIPアドレスに対して、Ping/Trace routeを実行する機能やエッジ装置のARPテーブル情報、DHCP払い出し確認機能、IFリンク速度確認機能を追加しました。
※Ping/Traceroute機能はbeta版となります。不具合が発生する可能性がございます。
正式サポート時は別途WEB掲載によりアナウンスいたします。
機能名 |
使用する主な目的 |
操作できる拠点 |
Ping |
回線開通や故障交換等の疎通確認のために使用 |
全拠点 |
Trace route |
ホスト間のネットワーク経路をリスト表示 |
全拠点 |
ARP情報取得 |
エッジ装置のARPテーブルを確認したい |
全拠点 |
DHCP払い出し情報 |
エッジ装置配下の特定端末がネットワークに繋がらない等発生した場合、IPの払い出し状況を確認する |
クラウドコネクタ(VMware)拠点以外の拠点 |
IFリンク情報 |
エッジ装置配下の端末全体のネットワークが重たい等の理由でエッジ装置のリンク速度を確認する |
全拠点 |
各機能の起動方法
「拠点詳細」の画面下部の「ネットワーク調査ボックス」から選択できます
Ping設定方法
表示されたポップアップ画面で「エッジ装置」「インターフェイス」「Ping to」「パケットサイズ(byte)」を選択/入力し、「実行」を選択します。
項目 | 値 |
エッジ装置 |
Primary/Secondaryなど、Ping実行したいデバイスを選択します。 |
インターフェイス |
wan-1,wan-2,wan-3, lan-1, lan-2, lan-3, lan-4 など送信元を指定します。 |
ネットワーク名 |
「エッジ装置」と「インターフェイス」を指定すると適用されている「ネットワーク名」が動的に表示されます |
Ping送信元 |
「エッジ装置」と「インターフェイス」を指定すると動的に適用されている「IPアドレス」が表示されます。 |
Ping to | お客様がPingの宛先として指定したいIPアドレスを指定します。 |
パケットサイズ |
パケットサイズを指定可能です。指定した値にIPヘッダの20byteとICMPヘッダの8byteが加算されます。 |
入力した値に基づき「実行」選択すると、結果が表示されます。
留意事項
ローカルブレイクアウトを設定されている拠点ではインターネットブレイクアウトの動作確認を目的としたPing/Tracerouteとしてはご利用できません。タイムアウトまたは表示なしになります。
拠点間通信向けのプライベートアドレスに対しては、Ping/Traceroute機能はご利用可能です。
Trace route 設定方法
表示されたポップアップ画面で「エッジ装置」「インターフェイス」「trace to」「パケットサイズ(byte)」を選択/入力し、「実行」を選択します。
項目 | 値 |
エッジ装置 |
Primary/Secondaryなど、Ping実行したいデバイスを選択します。 |
インターフェイス |
wan-1,wan-2,wan-3, lan-1, lan-2, lan-3, lan-4 など送信元を指定します。 |
ネットワーク名 |
「エッジ装置」と「インターフェイス」を指定すると適用されている「ネットワーク名」が動的に表示されます |
trace to | お客様がtrace routeの宛先として指定したいIPアドレスを指定します。 |
パケットサイズ (byte) |
Trace routeオプション設定となります。 |
入力した値に基づき「実行」選択すると、結果が表示されます。
留意事項
ローカルブレイクアウトを設定されている拠点ではインターネットブレイクアウトの動作確認を目的としたPing/Tracerouteとしてはご利用できません。タイムアウトまたは表示なしになります。
拠点間通信向けのプライベートアドレスに対しては、Ping/Traceroute機能はご利用可能です。
ARP情報 設定方法
表示されたポップアップ画面で、「エッジ装置」を選択し、実行ボタンを押下します。
画面には、前回の実行結果が表示されていることがありますが、再実行することで前回の実行結果は消去されます。
項目 | 値 |
エッジ装置 |
Primary/Secondaryなど、実行したいデバイスを選択します。 |
DHCP払い出し情報 設定方法
表示されたポップアップ画面で、「エッジ装置」「インターフェース」を選択し、実行ボタンを押下します。
画面には、前回の実行結果が表示されていることがありますが、再実行することで前回の実行結果は消去されます。
項目 | 値 |
エッジ装置 |
Primary/Secondaryなど、実行したいデバイスを選択します。 |
インターフェイス |
wan-1,wan-2,wan-3, lan-1, lan-2, lan-3, lan-4 などを指定します。 |
IFリンク情報 設定方法
表示されたポップアップ画面で、「エッジ装置」「インターフェース」を選択し、実行ボタンを押下します。
画面には、前回の実行結果が表示されていることがありますが、再実行することで前回の実行結果は消去されます。
項目 | 値 |
エッジ装置 |
Primary/Secondaryなど、実行したいデバイスを選択します。 |
インターフェイス |
wan-1,wan-2,wan-3, lan-1, lan-2, lan-3, lan-4 などを指定します。 |
留意事項
Ping/Traceroute
- 本機能は現在beta版となります。本機能における不具合発生時のサポートは対応いたしかねます。
- 本機能実行時に、連続で「実行」を行なうと、過去の処理が残存又は同時に実行される場合がございます。その場合はお時間を待って、改めて実行してください。
- ホットスタンバイ(Secondary)構成の場合、「インターフェイス」でlanポートを選択・実行できません。
-
お客様パソコン、コントロールパネルからの「Traceroute」により、IPアドレス「198.18.0.0/19」が表示される場合がございます。
「198.18.0.0/19」は、エッジ装置内部に付与されるIPアドレスです。Traceroute実行時にこのIPアドレスが表示されるときには、
「Dプレーントンネルを介した拠点間通信により、対向拠点まで通信が到達している
(=ローカルブレイクアウトしていない)」ことを意味します。
ARP情報
- PPPoE接続の場合、構成によりwanインタフェース側のARP情報が表示されないことがあります。
IFリンク情報
- クラウドコネクタ拠点、コアエッジ装置拠点では物理的な設備面の速度(例. 10,000 Mb/s Full)がそのまま表示されることがあるため、IFリンク情報はご利用いただけません。
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