具体的なWAN I/Fの設定方法は「コントロールパネル(オーバーレイタイプ):ルーター機能(WANで利用できる機能)」を参照してください。
設定手順
事前に、WAN I/Fの設定を実施後、「エッジ装置の選択」から対象のエッジ装置を選択します。
エッジ装置のシリアル(底面シールに記載)を選択し、「設定」ボタンを押してください。
- ホットスタンバイ構成の場合には、「Primary」「Secondary」それぞれのタブから、1台ずつ選択してください。
エッジ装置の物理的なWAN接続を行い、インターネットに接続可能な状態になると、端末情報の上段に次のメッセージが表示されます。
この表示横の[接続承認]ボタンをクリックすることにより、ZTP処理が開始されます。
なお、初回接続時には最新のファームウェアのダウンロードが開始されるため、「(インストール中)」というステータスになります。
ファームウェアダウンロード後はエッジ装置の再起動が始まります。
再起動が完了後から通信が可能となります。
- WAN-1にインターネット回線が接続され、コントロールパネルからの「エッジ装置の選択」が完了した後、「接続承認」ボタンが表示されるまで、2分~15分程度を要します。
留意事項
最新ファームウェアダウンロードには回線速度により異なりますが、フレッツ光回線の場合、10分~15分程度要します(最新ファームウェアは約900MB)
フレッツADSL等の低速回線の場合にはファームウェアダウンロードに1時間程度の時間を要す場合もございます。
ファームウェアダウンロードの時間がかかる(インストール中の表記で止まる)場合は、こちらのURLの切り分け手順をご参照ください。
エッジ装置との物理接続
ZTPを行うポートはWAN-1のポートとなります。WAN-1には必ずインターネットへ接続可能な回線を接続してください。
PPPoE接続
エッジ装置から直接インターネットに接続する方法となります。
エッジ装置をONUなど回線終端装置に接続してください。エッジ装置に初期設定されているNTTPC ISPアカウントは、下記表に記載のフレッツ回線(もしくは光コラボレーション回線)に対応しています。
NTT東日本エリアで対応している 回線種別一覧 |
NTT西日本エリアで対応している 回線種別一覧 |
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PPPoE接続シーケンス
エッジ装置の設定完了後に[有効]をクリックすると、ZTPシーケンスが開始され、オーケストレーターからエッジ装置へお客さまご用意のPPPoEアカウントを含む設定がダウンロードされます。
設定項目によりますが数十秒から5分程度かかる場合がございます。
PPPoE接続の確認手順
・TOP画面 > 拠点 > テナント選択 > 対象テナントを選択 > 対象拠点名を選択 > 端末情報
設定の正常完了の合否は、コントロールパネルから確認できます。
以下に記載する[同期状態:UP]となっている場合はZTPが正常に完了しています。
同期状態の状態一覧
表示 | 状況 | 説明 |
UP | 正常完了 | 設定に差分がありません。最新の状態となっています。 |
N/A | 開通 / WAN回線接続前 | 開通 / 接続前のため同期されていません。 |
- | 開通途中及び異常時 | 開通途中で一度Downになる場合があります。 この場合は異常ではありません。 運用中にDownになりUPとならない場合は異常が疑われるため、故障確認を進めてください。 |
また、PPPoE接続でIPアドレスが正常に取得できたか確認してください。
留意事項
- アクティベーション前に必ずエッジ装置の設定を行ってください。
WANポートの設定を行わなかった場合、WAN-1 / WAN-2いずれもDHCP接続が設定されます。 - PPPoEの認証ID、パスワードを誤って設定してしまいZTP後に通信が出来なくなった場合 、ZTP前の初期出荷状態(ファクトリーデフォルト)に戻すことで再設定が可能です。
詳細は「WAN-I / Fの設定誤りの対応(ファクトリーデフォルト)」を参照してください。
初期化した後は正しいWAN-I/F設定を行った後、改めてZTP接続を行ってください。 - PPPoE接続を選択された状態で、IDやパスワードの設定を行わない場合、入力チェック機能によりアクティベーションができません。
- エッジ装置と回線との間にルーターやホームゲートウェイがある場合は、それらの装置がPPPoEのパススルー設定が有効化されている必要があります。
DHCP接続
インターネットに接続可能な通信機器の配下にエッジ装置を設置する場合の方法です。
エッジ装置はDHCPクライアント機能を持ちますので、DHCPサーバー機能を持つルーター機器のLANにエッジ装置を接続します。
DHCP接続シーケンス
エッジ装置の設定完了後に[有効]をクリックすると、ZTPシーケンスが開始され、オーケストレーターからエッジ装置に設定がダウンロードされます。
設定項目によりますが数十秒から5分程度かかる場合があります。
DHCP接続の確認手順
・TOP画面 > 拠点 > テナント選択 > 対象テナントを選択 > 対象拠点名を選択 > 端末情報
設定の正常完了の合否は、コントロールパネルから確認できます。
以下に記載する[同期状態:UP]となっている場合はZTPが正常に完了しています。
同期状態の状態一覧
表示 | 状況 | 説明 |
UP | 正常完了 | 設定に差分がありません。最新の状態となっています。 |
N/A | 開通 / WAN回線接続前 | 開通 / 接続前のため同期されていません。 |
- | 開通途中及び異常時 | 開通途中で一度Downになる場合があります。 この場合は異常ではありません。 運用中にDownになりUPとならない場合は異常が疑われるため、故障確認を進めてください。 |
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