コントロールパネルマニュアル一覧(セキュアパッケージタイプ)
提供機能
コントロールパネルマニュアルZTP ( ゼロ・タッチ・プロビジョニング )
具体的なWAN I/Fの設定方法は「コントロールパネル(セキュアパッケージタイプ):ルーター機能 (WANで利用できる機能)」を参照してください。
設定手順
拠点登録した日付により、WAN I/Fの設定を事前に実施頂く必要がございます。
- 2020/06/25以降に拠点登録した拠点
ZTP後に利用する接続のためのPPPoE設定はシステムにより自動設定されております。
そのため、特に事前の作業は不要です。 - 2020/06/24以前に拠点登録した拠点
ZTP後に利用する接続のために、事前に WAN I/Fに PPPoE 設定を実施してください。
「WANポート」の「鉛筆」ボタン > [セット契約のプロバイダ情報を設定]をクリックし、「更新」ボタンを押してください
事前に、WAN I/Fの設定を実施後、「エッジ装置の選択」から対象のエッジ装置を選択します。
エッジ装置のシリアル(底面シールに記載)を選択し、「設定」ボタンを押してください。
エッジ装置の物理的なWAN接続を行い、インターネットに接続可能な状態になると、端末情報の上段に次のメッセージが表示されます。
この表示横の[接続承認]ボタンをクリックすることにより、ZTP処理が開始されます。
なお、初回接続時には最新のファームウェアのダウンロードが開始されるため、「(インストール中)」というステータスになります。
ファームウェアダウンロード後はエッジ装置の再起動が始まります。
再起動が完了後から通信が可能となります。
- WAN-1にインターネット回線が接続され、コントロールパネルからの「エッジ装置の選択」が完了した後、「接続承認」ボタンが表示されるまで、2分~15分程度を要します。
留意事項
最新ファームウェアダウンロードには回線速度により異なりますが、フレッツ光回線の場合、10分~15分程度要します(最新ファームウェアは約900MB)
フレッツADSL等の低速回線の場合にはファームウェアダウンロードに1時間以上の時間を要す場合もございます。
ファームウェアダウンロードの時間がかかる(インストール中の表記で止まる)場合は、こちらのURLの切り分け手順をご参照ください。
エッジ装置との物理接続
ZTPを行うポートはWAN-1のポートとなります。WAN-1には必ずインターネットへ接続可能な回線を接続してください。
PPPoE接続
エッジ装置から直接インターネットに接続する方法となります。
エッジ装置をONUなど回線終端装置に接続してください。エッジ装置に初期設定されているNTTPC ISPアカウントは、下記表に記載のフレッツ回線(もしくは光コラボレーション回線)に対応しています。
「ギガファミリー・スマートタイプ」「ギガマンション・スマートタイプ」はご利用可能ですが、ファイバーラインバンドルとしてお申込は出来ません。
(お客様手配のみのサポートとなります)
NTT東日本エリアで対応している 回線種別一覧 |
NTT西日本エリアで対応している 回線種別一覧 |
|
|
PPPoE接続シーケンス
エッジ装置の設定完了後に[有効]をクリックすると、ZTPシーケンスが開始され、オーケストレーターからエッジ装置へ、お客様により事前に設定されたセット契約のPPPoEアカウントを含む設定がダウンロードされます。
設定項目によりますが数十秒から5分程度かかる場合がございます。
PPPoE接続の確認手順
・TOP画面 > 拠点 > テナント選択 > 対象テナントを選択 > 対象拠点名を選択 > 端末情報
設定の正常完了の合否は、コントロールパネルから確認できます。
以下に記載する[同期状態:UP]となっている場合はZTPが正常に完了しています。
同期状態の状態一覧
表示 | 状況 | 説明 |
UP | 正常完了 | 設定に差分がありません。最新の状態となっています。 |
N/A | 開通 / WAN回線接続前 | 開通 / 接続前のため同期されていません。 |
- | 開通途中及び異常時 | 開通途中で一度Downになる場合があります。 この場合は異常ではありません。 運用中にDownになりUPとならない場合は異常が疑われるため、故障確認を進めてください。 |
また、PPPoE接続でIPアドレスが正常に取得できたか確認してください。
留意事項
- アクティベーション前に必ずエッジ装置の設定を行ってください。
- PPPoEの認証ID、パスワードを誤って設定してしまいZTP後に通信が出来なくなった場合 、ZTP前の初期出荷状態(ファクトリーデフォルト)に戻すことで再設定が可能です。
詳細は「WAN-I / Fの設定誤りの対応(ファクトリーデフォルト)」を参照してください。
初期化した後は正しいWAN-I/F設定を行った後、改めてZTP接続を行ってください。 - エッジ装置と回線との間にルーターやホームゲートウェイがある場合は、それらの装置がPPPoEのパススルー設定が有効化されている必要があります。
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。