ワイヤレスバックアップ
ここではセキュアパッケージタイプのワイヤレスバックアップの設定について説明します。
セキュアパッケージタイプ ワイヤレスバックアップではWAN-1(有線用)とWAN-3(LTE用)を利用します。
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設定手順
- エッジ装置にLTE用のアンテナ取付け及びSIMカードを挿入
- WAN側のI/F接続設定を実施する
- エッジ装置の電源をONにして、ZTP接続を行なう
- LAN側のI/F接続設定を実施する
1.エッジ装置にLTE用のアンテナ取付け及びSIMカードを挿入
- 同梱しているLTE用無線アンテナをエッジ装置に取り付けてください。背面側にも似た取り付け場所がございますが、そちらはLTE用ではありません。ご注意ください。
- 同梱しているSIMをエッジ装置へ挿入してください。
- 取り付け位置は下図の通りです。
2.WAN側のI/F接続設定を実施する
- 有線回線で初回接続するための「wan-1」ポートのWAN設定を実施してください。
具体的な手順は下記を参照ください。
コントロールパネル(セキュアパッケージタイプ):ルーター機能 (WANで利用できる機能)
- LTE回線で接続するための「wan-3-lte」ポートのWAN設定は不要です。SIMカードをご利用いただくための設定は自動的に完了しております。
3.エッジ装置の電源をONにして、 ZTP接続を行なう
「wan-1」のWAN設定が完了したら、ZTPを行います。
- エッジ装置の電源を起動させてください。電源起動処理に約5分程度かかります。
- エッジ装置の電源起動処理後に、エッジ装置の「wan-1」に有線回線を接続してください。
上記の準備が整いましたら、ZTPを実施します。ZTPの手順は以下を参照ください。
コントロールパネル(セキュアパッケージタイプ):ZTP ( ゼロ・タッチ・プロビジョニング )
ZTPが実行されると、エッジ装置のファームウェアバージョンアップが行なわれ、エッジ装置の再起動が実行されます。ファームウェアバージョンが「3.4.1-p1+42d1143.4469」以降のバージョンとなったら完了です。
※バージョンが3.0以上より、wan-3-lteインターフェースの通常時の表示が変更されています。
アイコンがオレンジ色、リンク状態:DOWNと表示されるようになりました。
WAN-1有線回線にて通信できなくなった場合、自動でリンクアップし、LTEにて通信致します。
LAN側やその他機能設定については以下を参照ください。
コントロールパネルマニュアル一覧(セキュアパッケージタイプ)
留意事項
- SU権限のお客様は、エッジ装置バージョン管理機能にて「3.4.1-p1+42d1143.4469」以降のファームウェアバージョンを選択、インストールしてください。詳細は以下のページを参照ください。
エッジ装置バージョン管理(SU権限のみ) - 有線回線のWAN設定を間違ってしまった場合、F/Dボタンを実行してください。
F/Dボタンの手順は以下のページを参照ください。
WAN-I/Fの設定誤りの対応(ファクトリーデフォルト) - 電波強度は自動的に更新されません。更新したい場合は、リロードボタンを押してください。
- ワイヤレスバックアップ拠点と、ホットスタンバイ機能は併用できません。
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