BGP設定
エッジ装置のLAN側でBGPによるダイナミックルーティングを利用したい場合に設定します。
なお、LAN-IPアドレスは事前に設定しておく必要があります。
本手順はLAN-IPアドレス設定後の手順について説明します。
- TOP画面 > 拠点 > テナント選択 > 対象テナントを選択 > 対象拠点名を選択 > LANポート画面[LAN-I/Fの編集ボタン] > [LANポートの作成/更新] > [BGP]
設定項目の設定値は以下となります。
項目 | 値 | |
BGPを有効化 | LAN-I/F向けのBGPプロセスを起動します。 | |
Local AS | 自身のローカルAS番号です。 | |
MED | BGPのMED値です。 | |
Remote AS | BGPネイバーのAS番号です。 | |
Remote IP | BGPネイバーのIPアドレスです。 | |
Timer Hold Time | ホールドタイマーの値(秒)です。 | |
キープアライブ間隔 | keepaliveの送信間隔(秒)です。 |
パラメータ値
BGPを有効化
設定値:[チェックボックスに チェック / チェックしない]
チェックボックスを選択した場合:BGPが有効となります。
チェックボックスを選択しない場合:BGPが無効となります。
Local AS
設定値:Local ASの値の数値
エッジ装置が所属する自身のAS番号を設定します。
1~65534の範囲で入力可能です。
MED
設定値:MED値の数値
エッジ装置から他のエッジ装置から受け取った経路情報をLAN側のBGPネイバーへ広告する際、全ての経路に対して入力したMED値を上書きします。
エッジ装置から自身のLAN側のBGPネイバーから受け取った経路情報をWAN側(オーバレイ)へ広告する際、全ての経路に対して入力したMED値を上書きします。
1~4294967295の範囲で設定可能です。
Remote AS
設定値:Remote ASの値の数値
BGPネイバーの属するAS番号を設定します。1~65535の範囲で設定可能です。
本サービスではeBGPのみのサポートです。自身のAS番号(Local AS)は設定しないで下さい。
Remote IP
設定値:BGPネイバーのIPアドレスの値の数値
BGPネイバーのIPアドレスを設定します。
Timers Hold Time
設定値:ホールドタイマーの値の数値(秒)
入力したホールドタイマー時間内にKeepaliveメッセージを受信できなかった場合、BGPネイバーのダウンとみなします。
デフォルト値は30秒です。
キープアライブ間隔
設定値:keepaliveの送信間隔の値の数値(秒)
入力した値に基づき、Keepaliveメッセージを送信しアクティビティを確認しています。
デフォルト値は10秒です。
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