以下、不具合情報です。
発生時間:
2019年03月21日 09:00
回復時間:
2019年05月30日 09:00
影響サービス:
Master'sONE CloudWAN スタンダードプラン
影響内容:
ホットスタンバイ構成をご利用中のお客様に以下の影響がございました。なお、通信影響はございません。
・ホットスタンバイ構成で、LANポート設定内の「Staticルート」にデフォルトルート(0.0.0.0/0)を設定した場合、
Primary/Secondaryどちらのエッジ装置でもDプレーントンネルが確立します。
・通信影響はございませんが、以下の通信経路となります。
ホットスタンバイ拠点から対向拠点向けの通信は、Primary側を利用します。
対向拠点からホットスタンバイ拠点へのデフォルトルート向け通信は、Primary/Secondaryをどちらも利用します。
対向拠点からホットスタンバイ拠点へのデフォルトルート以外通信は、Primary側を利用します。
・Primary側、又はPrimary側のインターネット障害時は、Secondary側へ正常に切り替わり、通信を継続します。
・本不具合の解消前に、いずれか一方のエッジ装置のみDプレーントンネルを確立したい場合には、
0.0.0.0/0を直接的にstatic指定せず、複数のセグメントに分割して設定が必要です。
<具体的な設定内容>
128.0.0.0/1
64.0.0.0/2
32.0.0.0/3
16.0.0.0/4
8.0.0.0/5
4.0.0.0/6
2.0.0.0/7
1.0.0.0/8
※0.128.0.0/9, 0.64.0.0/10...0.0.0.2/31, 0.0.0.1/32 までは
RFC3330 "Special-Use IPv4 Addresses" に規定された予約済みアドレスの範囲であるため、設定不要です。
原因:
ソフトウェアトラブル(エッジ装置)
状況:
対処により事象は改善されました。
ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
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